TomcatでJavaエージェントを設定する
最初に、次のいずれかのリポジトリから、Contrast Javaエージェント(JARファイル)をダウンロードします。
TomcatでContrastを実行する方法に応じて、以下を参考にしてJavaエージェントを設定してください。
WindowsまたはUnixで実行
CATALINA_OPTS環境変数を使用して、Tomcatサーバを実行するJVMに設定フラグやシステムプロパティを渡します。
Tomcatでは、setenvスクリプトを使用して環境変数を指定することを推奨しています。 スクリプトの作成や検索などsetenvスクリプトの詳細については、Tomcatのディストリビューションに同梱されているRUNNING.txtを参照してください。
Contrastを有効にするには、Unix系OSであればsetenv.shに、Windowsであればsetenv.batのいずれかで、-javaagentフラグをCATALINA_OPTSに追加します。例えば、以下のようになります。
Windows:
set "CATALINA_OPTS=%CATALINA_OPTS% -javaagent:<YourContrastJarPath>"
Unix:
export CATALINA_OPTS="$CATALINA_OPTS -javaagent:<YourContrastJarPath>"
WindowsのTomcatサービスで実行
Tomcatをサービスとして実行する場合は、Tomcatサービスマネージャを開き、JVMオプションを変更してエージェントを追加します。
システムトレイのTomcatアイコンをダブルクリックします(または、右クリックしてConfigureを選択します)。(アイコンがない場合は、Tomcatのbinディレクトリにあるtomcat9w.exeを実行して手動で起動する必要があります。)
Javaタブに切り替えて、
-javaagentフラグを追加する箇所を確認します。
Java2セキュリティを使用してTomcatを実行
以下のコードを含むcontrast.policyファイルを作成します(もしくは、catalina.policyファイルにコードを追加します)。
<YourContrastJarPath>は、Contrast JARファイルのパスに置き換えてください。例:grant codeBase "file:<YourContrastJarPath>" { permission java.security.AllPermission; };contrast.policyファイルを$CATALINA_HOME/conf/catalina.policyファイルに追加(append)します。追加の設定は必要ありません。コマンドラインで、
-securityオプションを付けてTomcatを起動します。