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Protectを有効にする

ユーザに対してProtectを有効にすると、そのユーザがProtectデータにアクセスして表示できるようになります。サーバに対してProtectを有効にすると、アプリケーションがProtectを使用して攻撃の監視やブロックができるようになります。

注記

既存のアプリケーションがあるサーバでProtectを有効にした場合は、Protectを有効にするためにアプリケーションを再起動してください。

開始する前に

  • 組織の設定 > ユーザに移動し、 ProtectデータとProtectの設定にアクセスする権限があることを確認します。

    • SaaS版をご利用のお客様の場合、Contrast Securityが各組織および組織内のユーザロールにProtect権限を付与します。

    • オンプレミス版をご利用のお客様の場合、 組織にProtect権限を付与するには、SuperAdminかServerAdmin、またはSystemAdminロールが必要です。

      これらのロールは、どのユーザロールがProtectデータにアクセスできるかを設定することもできます。

  • サーバに適用できるライセンスがあることを確認してください。

  • ユーザに対してProtectを有効にするには、組織管理者(Admin)ロールが必要です。

ユーザがProtectデータにアクセスできるようにする

  1. Contrast Webインターフェイスにログインします。

  2. ユーザがProtectデータを表示・使用できるようにするには:

    1. ユーザメニューで、組織の設定を選択します。

    2. ユーザを選択します。

    3. Protectデータへのアクセスを必要とするユーザ毎に、Protectのトグルボタン(Image shows Protect setting turned on)をオンにします。

    4. 新しい設定を有効にするために、ユーザはContrast Webインターフェイスからログアウトし、再度ログインするよう指示してください。

サーバに対してProtectを有効にする

Protectを設定するには、設定ファイル、変数、またはContrast Webインターフェイスを使用することができます。この手順では、Contrast WebインターフェイスでProtectを有効にする方法について説明します。YAML設定ファイル環境変数を使用する場合は、Contrast Webインターフェイス以外の方法を使用してエージェントの設定を行うことになります。

  1. 各環境で新規サーバ対するデフォルトのProtect設定を指定する場合:

    Contrast Webインターフェイス以外の方法を使用して特定のサーバにProtectの設定を指定している場合、その設定によりこのデフォルトの設定は上書きされます。

    1. ユーザメニューから、組織の設定を選択します。

    2. サーバを選択します。

    3. 環境を選択します。

    4. Protectのセクションで、Protectのトグルボタンをオンにします。

      ProtectOrgSettting.png

      注記

      自動的にライセンスを適用するには、組織管理者(Admin)またはルール管理者(Rules Admin)ロールが必要です。このオプションは、サーバのProtectを1台づつ手動で有効にしたくない場合に便利です。

  2. 特定のサーバに対してProtectを有効にする場合:

    1. Contrast Webインターフェイスのナビゲーションバーで、サーバを選択します。

    2. Contrast WebインターフェイスでProtectを有効にするには、Protectのトグルボタン(Image shows Protect setting turned on)をオンにします。次のいずれかの方法を使用します。

      • サーバの一覧で、Protect列の設定をオンします。

      • サーバの一覧で、サーバ名を選択し、「概要」タブでProtectのトグルボタンをオンにします。

      注記

      • Protectのオン/オフの切り替えにContrast Webインターフェイスのみを使用する場合、特定のサーバに対するProtectの設定は、オンなら緑色、オフなら灰色になります。この設定は、Contrast Webインターフェイスで変更できます。

        ProtectFiltersWeb.png
      • Contrast Webインターフェイス以外の方法でProtectの設定を指定した場合(エージェント設定ファイルなど)、オンなら緑色で使用不可になり、オフなら灰色で使用不可になります。この場合は、Contrast Webインターフェイスから変更できません。

        ProtectWebDisabled.png
      • Contrast Webインターフェイスからの設定が使用不可になっている場合は、その設定にカーソルを合わせて、設定されている箇所を確認できます。Contrastでどの設定を有効な設定として使用するかは、優先順位によって決まります。

  3. 特定のサーバでProtectがオンになっていることを確認するには、サーバタブで対象のサーバを選択し、概要を選択して、Protectのトグルボタンが緑色であることを確認します。

    • サーバに関連付けられている1つ以上のアプリケーションでProtectを使用するよう設定されていない場合は、Protectのトグルボタンの横に警告のアイコンが表示されます。

      This image shows the setting for Protect turned on with a warning icon
  4. アプリケーションが、関連付けられている各サーバで、Protectを使用しているかどうかを確認するには、アプリケーションページへアクセスします。

    1. Contrast Webインターフェイスのナビゲーションバーでアプリケーションを選択します。

    2. アプリケーションの一覧で、アプリケーション名をクリックします。

    3. 少なくとも1つのサーバでProtectがオンになっている場合、概要タブの各環境に、Protectラベルの横にバーが表示されます。これは、アプリケーションに関連付けられている全てのサーバのProtectのステータスを表します。バーの緑色は、Protectによって保護されているサーバの数を表します。バーの白色は、Protectによって保護されていないサーバの数を表します。

      Image shows bar indicating the number of servers that have Protect turned on or off

      Protectがオンになっているサーバがない場合は、オフのアイコン(Image shows icon for Off status, indication no servers have Assess or Protect turned on)が表示されます。

    4. アプリケーションが、関連付けられているサーバに対してProtectを使用するように設定されているかを確認するには、 Protectのラベル横のバーを選択すれば、フィルタされたサーバの一覧が表示されます。

      Image shows a server list with the Servers, Applications, and Protect columns highlighted.

ライセンス適用の動き

こららの条件が揃う場合、サーバに自動的にProtectライセンスが適用されます。

  • 組織でProtectが有効である。

  • 組織でProtectライセンスの自動適用が有効である。

    If Protect is enabled with a method external to the Contrast web interface, that effective configuration overrides the automatic licensing option in the Contrast web interface.

  • サーバは、ライセンスの自動適用が有効になっている1つ以上の環境に存在する。

また、エージェントの設定ファイルでProtectの設定を使用する場合、ライセンス適用の動きは次のようになります。

  • エージェントの設定ファイルでProtectが有効

    • アプリケーションの起動時にProtectライセンスが利用可能な場合は、非常に短時間でサーバにライセンスが適用されます。エージェントがアプリケーションを登録すると同時に、自動的にライセンスが消費されます。

    • アプリケーションの起動時に利用可能なProtectライセンスが無い場合は、エージェントがContrastと通信するたびに、Contrastはサーバへのライセンスの適用を試みます。

  • エージェントの設定ファイルでProtectが無効

    • アプリケーションの起動時にProtectライセンスが利用可能な場合、サーバにライセンスが適用されます。アプリケーションがContrastに登録されると、サーバに適用されたライセンスが消費されます。

    • アプリケーションの起動時に利用可能なProtectライセンスが無い場合、サーバにライセンスは適用されません。