エージェントの設定
Contrastエージェントをインストールしたら、エージェントがアプリケーションを認識して、Contrastサーバに情報を通信できるように設定しなければなりません。
設定した値が有効になる優先順位があります。
注記
ライセンスの有効期限が切れていたり、ライセンス数を超えていたりすると、設定に関係なく全てのエージェントの動作が無効になります。
手順
推奨: エージェントトークンを使用して、必要な認証変数(この値はContrast Webインターフェイスで確認できます)を設定します。
api: token: <token-value>
<token-value>
は、url
、api_key
、service_key
、user_name
の値が含まれるbase64でエンコードされたJSONオブジェクトで、1つの変数でこれらの値を設定できます。従来の設定: :古いバージョンのエージェントを使用している場合は、以下の認証変数を設定します。
api: url: https://<environment>-agents.contrastsecurity.com user_name: contrast_user api_key: demo service_key: demo
指定する値:
url:Contrastエージェントが報告するContrastサーバのアドレス。デフォルトは、
https://<environment>-agents.contrastsecurity.com/Contrast
です。user_name:Contrastのユーザアカウント
api_key:所属する組織のAPIキー
service_key:Contrastのユーザアカウントのサービスキー
これらの認証変数は、以下のいずれかで設定できます。
環境変数
これらの値を設定する最も簡単な方法は、エージェントウィザードを使用することです(Contrast Webインターフェイスで、新規登録を選択し、アプリケーションカードを選択し、ご使用の言語の指示に従ってください)。エージェントウィザードからContrastエージェント設定エディタを開いて、こららの値を設定することができます。
YAML設定ファイル
組織のキーがあらかじめ入力されているYAML設定ファイルをダウンロードすることができます。Contrast Webインターフェイスで新規登録を選択し、アプリケーションカードを選択したら、アプリケーションの言語を選択すると、YAML設定ファイルをダウンロードするリンクが表示されます。
また、Contrastエージェント設定エディタを使用してファイルを編集することもできます。 このエディタは、エージェントウィザードから開くことができます。
システムプロパティやコマンドラインフラグなど、使用している言語およびツールにネィティブなその他の方法については、各ドキュメントのページを参照してください。
注記
設定オプションの一覧およびデフォルト値は、Contrastエージェント設定エディタで参照できます。
その他の変数を必要に応じて設定します。
セッションメタデータを使用すると、特定のブランチ、ビルド、コミットしたユーザ、リポジトリなどによって、脆弱性やルート情報をフィルタリングできます。
アプリケーションメタデータを使用すると、カスタム値でアプリケーションをフィルタリングすることができます。
エージェントの設定ファイルにメタデータとして必要な設定情報を追加すれば、標準の脆弱性データとともに追加の情報がエージェントによってContrastに報告されるようになります。設定値の一覧や、上記で説明した必要な値以外に何があるかは、こちらをご覧ください。