その他の設定
以下の共通変数は、システムプロパティ、環境変数、YAML設定ファイル、またはデフォルト値のいずれかで設定できます。
環境変数で設定するその他の設定値
以下の共通変数を使用して、システムを設定できます。
エージェント言語固有の設定や詳細な設定で更新もできますので、全ての設定の一覧については、Contrastエージェント設定エディタを参照してください。
環境変数 | 説明 | 言語 |
---|---|---|
CONTRAST__API__TOKEN | Contrastとの通信に必要な値(URL、APIキー、サービスキー、ユーザ名)を設定します。 認証情報の設定に、この変数を使用することが推奨されます。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、PHP、Goの最新のバージョン |
CONTRAST__API__URL | ContrastのURLを設定します。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__API__API_KEY | Contrastとの通信に必要なAPIキーを設定します。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__API__SERVICE_KEY | Contrastとの通信に必要なサービスキーを設定します。これは認証ヘッダを計算するために使用されます。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__API__USER_NAME | Contrastとの通信に使用するユーザ名を設定します。これは認証ヘッダを計算するために使用されます。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__INVENTORY__TAGS | ライブラリにタグの一覧を適用します。タグは、カンマ区切りのリストとして書式設定する必要があります。例: | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP |
CONTRAST__ASSESS__TAGS | 脆弱性やプリフライトメッセージにタグの一覧を適用します。タグは、カンマ区切りのリストとして書式設定する必要があります。例: | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__APPLICATION__NAME | Contrastに報告されるアプリケーション名を上書きします。注:Javaシステムで、複数の異なるアプリケーションが1つのプロセスで処理される可能性がある場合、この設定によって、検出された全てのアプリケーションが指定された名前で1つのアプリケーションとして報告されます。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__APPLICATION__GROUP | Contrastでこのアプリケーションに関連付けるアプリケーショングループの名前を指定します。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__APPLICATION__CODE | Contrastでこのアプリケーションに使用するアプリケーションのコード名称を指定します。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__APPLICATION__VERSION | Contrastに報告されるアプリケーションのバージョンを上書きします。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__APPLICATION__TAGS | アプリケーションにタグを適用します。タグは、カンマ区切りのリストとして書式設定する必要があります。例: | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__SERVER__NAME | Contrastに報告されるサーバの名前を上書きします。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__SERVER__ENVIRONMENT | Contrastに報告されるサーバの環境を上書きします。有効な値: | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
CONTRAST__SERVER__TAGS | サーバにタグの一覧を適用します。タグは、カンマ区切りのリストとして書式設定する必要があります。例: | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
web.configで設定するその他の設定値
.NET Frameworkまたは.NET Coreを次のいずれかで使用する場合、これらの変数も設定する必要があります。
プラットフォーム | 変数セット |
---|---|
Web.config (.NET CoreでのIISモジュール) | <environmentVariable name="CONTRAST__API__URL" value="https://app.contrastsecurity.com/Contrast/ " /> <environmentVariable name="CONTRAST__API__API_KEY" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__API__SERVICE_KEY" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__API__USER_NAME" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__INVENTORY__TAGS" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__ASSESS__TAGS" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__APPLICATION__NAME" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__APPLICATION__GROUP" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__APPLICATION__CODE" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__APPLICATION__VERSION" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__APPLICATION__TAGS" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__APPLICATION__METADATA" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__APPLICATION__SESSION_ID" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__APPLICATION__SESSION_METADATA" value="" /> <environmentVariable name="CONTRAST__SERVER__NAME" value="localhost" /> <environmentVariable name="CONTRAST__SERVER__ENVIRONMENT" value="development" /> <environmentVariable name="CONTRAST__SERVER__TAGS" value="" /> |
Azure App Service | [ { "name": "CONTRAST__API__URL", "value": "https://app.contrastsecurity.com/Contrast/ " }, { "name": "CONTRAST__API__API_KEY", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__API__SERVICE_KEY", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__API__USER_NAME", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__INVENTORY__TAGS", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__ASSESS__TAGS", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__APPLICATION__NAME", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__APPLICATION__GROUP", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__APPLICATION__CODE", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__APPLICATION__VERSION", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__APPLICATION__TAGS", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__APPLICATION__METADATA", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__APPLICATION__SESSION_ID", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__APPLICATION__SESSION_METADATA", "value": "" }, { "name": "CONTRAST__SERVER__NAME", "value": "localhost" }, { "name": "CONTRAST__SERVER__ENVIRONMENT", "value": "development" }, { "name": "CONTRAST__SERVER__TAGS", "value": "" } ] |
システムプロパティで設定するその他の設定値
設定値 | 言語 |
---|---|
-Dcontrast.api.url | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.api.api_key | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.api.service_key | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.api.user_name | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.inventory.tags | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、 Python、Ruby |
-Dcontrast.assess.tags | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.application.name | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.application.group | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.application.code | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.application.version | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.application.tags | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.server.name | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.server.environment | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
-Dcontrast.server.tags | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、PHP、Python、Ruby、Go |
YAML設定ファイルで指定するその他の設定値
YAML設定ファイルを使用して、以下の追加の設定値を指定できます。
プロパティ | 説明 | 言語 |
---|---|---|
contrast.api.url | ContrastのURLを設定します。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.api.api_key | Contrastとの通信に必要なAPIキーを設定します。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.api.service_key | Contrastとの通信に必要なサービスキーを設定します。これは認証ヘッダを計算するために使用されます。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.api.user_name | Contrastとの通信に使用するユーザ名を設定します。これは認証ヘッダを計算するために使用されます。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.inventory.tags | ライブラリにタグの一覧を適用します。タグは、カンマ区切りのリストとして書式設定する必要があります。例:label1, label2, label3 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP |
contrast.assess.tags | 脆弱性やプリフライトメッセージにタグの一覧を適用します。タグは、カンマ区切りのリストとして書式設定する必要があります。例:label1, label2, label3 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.application.name | Contrastに報告されるアプリケーション名を上書きします。注:Javaシステムで、複数の異なるアプリケーションが1つのプロセスで処理される可能性がある場合、この設定によって、検出された全てのアプリケーションが指定された名前で1つのアプリケーションとして報告されます。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.application.group | Contrastでこのアプリケーションに関連付けるアプリケーショングループの名前を指定します。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.application.code | Contrastでこのアプリケーションに使用するアプリケーションのコード名称を指定します。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.application.metadata | アプリケーションに関連付けるユーザ定義のメタデータを指定するための、 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.application.session_id | Contrastに既に存在するセッションのIDを指定します。エージェントによって検出された脆弱性が、このセッションに関連付けられます。無効なIDが指定された場合、エージェントは無効になります。このオプションと | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.application.session_metadata | Contrastでセッションの新規作成時に使用されるメタデータを指定します。エージェントによって検出された脆弱性は、この新しいセッションに関連付けられます。この値は、 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.application.version | Contrastに報告されるアプリケーションのバージョンを上書きします。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.application.tags | アプリケーションにタグを適用します。タグは、カンマ区切りのリストとして書式設定する必要があります。例:label1, label2, label3 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.server.name | Contrastに報告されるサーバの名前を上書きします。 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.server.environment | Contrastに報告されるサーバの環境を上書きします。有効な値:QA、PRODUCTION、DEVELOPMENT | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
contrast.server.tags | サーバにタグの一覧を適用します。タグは、カンマ区切りのリストとして書式設定する必要があります。例:label1, label2, label3 | Java、.NET Framework、.NET Core、Node.js、Python、Ruby、PHP、Go |
タグおよびデータ
タグ
ユーザ定義の基準に基づいて、アプリケーションやサーバのフィルタリングが必要な場合があります。この場合、メタデータの代わり、またはメタデータに加えてタグを使用することができます。タグは、アプリケーション、サーバ、ライブラリ、脆弱性に適用できます。このようなタグを使用することで、Contrastで項目を整理して、効率的に検索ができます。
メタデータ
エージェントの設定時にアプリケーションメタデータを作成して、アプリケーションのメタデータを収集できます。特定のアプリケーションの所有者や事業部門、場所、またはアプリケーションに関するその他の重要な情報を識別するためのフィールドを設定できます。
セッションメタデータ
特定のフィールドの情報に対する脆弱性データをフィルタリングする必要がある場合があります。セッションメタデータをエージェントの設定に指定するとアプリケーションの脆弱性タブで、フィルタとして使用できます。
指定できるフィールドは以下の通り:
名前 | 値 |
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コミットハッシュ |
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コミットしたユーザ |
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ブランチ名 |
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Gitタグ |
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Repository |
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テストラン |
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バージョン |
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ビルド番号 |
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詳細は、セッションメタデータを参照ください。