Pythonエージェントの設定
全てのエージェントには基本の設定があり、設定値には優先順位があります。
エージェントのバージョン5.24.0以降は、サポート対象のほとんどのフレームワークでPythonエージェントを使用する方法として、Contrastランナーが推奨されます。手動でのミドルウェアの設定は、下位互換性のために引き続きサポートされ、特定のフレームワークやアプリケーションでは今後も必要な場合があります。
Contrastサービスの設定(5.19.0より前のバージョンのみ)
旧バージョン(バージョン5.19.0より前)の場合、Pythonエージェントは起動時に実行ファイルを起動し、この実行ファイルにも設定ファイルへのアクセスが必要です。サービスは通常、Pythonエージェントのプロセスによって起動されるため、サービスはエージェントと同じ設定ファイルにアクセスすることができます。ただし、サービスが単独で起動された場合には、設定ファイルの優先順位が同じになるよう試みます。
つまり、(通常の場合のように)サービスの作業ディレクトリがアプリケーションのベースディレクトリでもある場合、サービスはアプリケーションの設定ファイルを共有できるということです。エージェントとサービスの両方で、 /etc/contrast/contrast_security.yaml
パスを使用するということです。
ヒント
Contrastエージェント設定エディタを使用すると、 YAML設定ファイルの作成やアップロード、YAMLの検証、推奨される設定値の表示などができます。
PythonエージェントのYAMLテンプレート
YAML設定ファイルを使用してPythonエージェントを設定する場合には、以下のテンプレートをご利用ください(YAML設定については、こちらの説明を参照してください)。
YAML設定ファイルは、デフォルトの場所に配置します:/etc/contrast/contrast_security.yaml
注記
YAML設定ファイルのagent.service
セクションは、旧バージョンのPythonエージェント(バージョン5.19.0より前)のみに適用されます。
https://docs.contrastsecurity.jp/common-agent-config/python_contrast_security.yaml