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ルート情報の表示

ルートカバレッジは、脆弱性がアプリケーションの攻撃対象領域に対して、どのように関連付けられるかを理解するのに役立ちます。

ルートカバレッジの一覧からルートを削除しても(手順8および9)、サーバの再起動時やアプリケーションの疎通時にルートがまだ存在する場合に、そのルートは再度カバレッジの対象に含まれることになります。ルートを完全にカバレッジの対象外にする場合は、そのルートの行の右端にある除外アイコン(ExcludeIcon.png) を選択してください。

手順
  1. Contrast Webインターフェイスのナビゲーションバーでアプリケーションを選択します。

  2. アプリケーションの名前を選択します。

    アプリケーションの概要タブには、アプリケーションの合計ルート数に対する疎通済みのルート数が表示されます。

  3. 概要タブで、疎通済みのルート数を選択するか、ルートカバレッジタブを選択します。

    This image shows the options for selecting route coverage details
  4. ルートカバレッジタブでは、「ルートカバレッジ概要」に次の情報が表示されます。

    Image shows the route coverage summary with selected metadata.
    • 疎通済ルート: このセクションには、以下の情報が表示されます。

      • 検出されたルートのうち、疎通されているルートの割合。

      • 疎通されたルートの数。

    • セッションメタデータ: このセクションには、適用されたセッションメタデータのフィルタに基づいて、以下の情報が表示されます。

      注記

      セッションメタデータのフィルタを適用していない場合、値は表示されません。セッションメタデータの値を参照するには、フィルタを適用またはフィルタを編集(現在のフィルタを変更する場合)を選択し、使用するフィルタを指定します。

      • 適用されたフィルタの条件に一致する、疎通済みルートの割合

      • 適用されたフィルタの条件に一致する、疎通済みルートの数

      • 選択中のセッション

      • アプリケーションのリポジトリ

      • ビルド番号

      • ブランチ名

      • コミットしたユーザ

  5. ルートカバレッジタブでは、セッションメタデータのフィルタを適用していない場合、ルートカバレッジのグラフが表示されます。

    注記

    セッションメタデータのフィルタを既に選択している場合は、このグラフは表示されません。グラフを表示するには、フィルタをクリアを選択します。

    RouteCoverageChart.png

    グラフには、ルートのステータスに基づいてルートの詳細が表示されます。

    • Contrastで検出されたルート

    • Contrastエージェントを使用して疎通されたルート

    • 疎通されて脆弱性があると判明したルート

  6. ルートカバレッジの一覧には、各ルートの詳細が表示されます。

    • ルート:Contrastで特定されたルート、または追跡中のルート。

    • サーバ:アプリケーションが稼働しているサーバ。

      デフォルトでは、サーバ列に表示されるのは3サーバまでです。3サーバを超える場合に、サーバの全リストを表示するには、全て(xサーバ)を表示を選択します(xはサーバの合計数)。

      RouteServers.png

      注記

      サーバを削除すると、サーバはグレー表示されるのではなく一覧から削除されます。

    • 脆弱性:そのルートに関連付けられた脆弱性の数。

    • 最後のアクティビティ: そのルートのアクティビティ期間。

    • ステータス:そのルートのステータス。

  7. 一覧より各項目を選択すると、アプリケーションで特定された各ルートの詳細情報が表示されます。

    1. ルートのURLを表示するには、ルート名を選択します。

    2. 特定のルートの脆弱性の詳細を表示するには、脆弱性列の深刻度バーのセクションを選択します。各セクションには、深刻度(重大、高、中、低、注意)が表示されています。

    3. アクティビティ期間に基づいてルートを表示するには、「最後のアクティビティ」列の横にあるフィルタアイコン(icon-filter.svg)を選択します。

      期間を変更すると、ルートカバレッジのグラフの期間も変更されます。

      フィルタの選択を解除するには、列の見出しの横にあるクリアを選択します。

    4. 特定のステータスのルートのみを表示するには、ステータス列の横にあるフィルタアイコン( icon-filter.svg)を選択します。ステータスには、以下があります。

      • 全て:除外されていない全てのルートを表示します。

      • 疎通済:疎通されたルートのみを表示します。

      • 未疎通:検出されたルートで、まだ疎通されていないルートを表示します。

      • 脆弱なもの:脆弱性が関連付けられているルートのみを表示します。

      • 対象外:アプリケーションのスコア付けの計算から除外されるルートのみを表示します。

  8. 一覧から1つのルートを削除するには:

    1. 行の右端にカーソルを合わせ、削除アイコン(routeRemoveIcon.png)をクリックします。

    2. ルートの削除の確認画面で、削除を選択します。

  9. 一覧から複数のルートを削除するには:

    1. 1つまたは複数のルートの行でチェックマークを選択します。また、全てのルートを選択する場合は、ルートの横にあるチェックマークを選択します。

    2. ページの下部に表示される一括アクションメニューで、削除アイコン(routeRemoveIcon.png)を選択します。

    3. ルートの削除の確認画面で、削除を選択します。

  10. ルートの情報をContrastの外部で参照・共有するには:

    1. 1つまたは複数のルートの行でチェックマークを選択します。また、全てのルートを選択する場合は、ルートの横にあるチェックマークを選択します。

    2. ページの下部に表示される一括アクションメニューで、エクスポートアイコン(icon-download.svg )を選択します。

      この操作によって、ルート情報がCSVファイルにエクスポートされます。ファイルは、デフォルトのダウンロード先にダウンロードされます。

      CSVファイルには次のものが含まれます:

      • アプリケーションのルートのリスト

      • ルートが検出されたサーバの情報

      • ルートが最後に疎通された日付

      • 脆弱性の一覧、各脆弱性の深刻度およびステータス

関連項目