ルーティングフレームワークの互換性チェック
アプリケーションにContrastエージェントを組み込むと、Contrastでサポートされているルーティングフレームワーク(ルートを決定するフレームワーク)が検索されます。サポート対象のルーティングフレームワークによって、Contrastに脆弱性とルートカバレッジに関する詳細なデータが報告されます。
アプリケーションにサポートされていないフレームワークがある場合、脆弱性データを表示することはできても、ルートカバレッジや重複排除(デデュープ)などの他の機能を利用できない可能性があります。
注記
以下のエージェントのバージョンが、この機能に対応しています。
Java 6.3.0以降
.NET Core 4.2.14以降
.NET Framework 51.0.32以降
Node.js 5.9.0以降
Python 8.2.0以降
互換性チェックのしくみ
Contrastエージェントが、エージェントセッション中にルートを検出し、サポートされているルーティングフレームワークをチェックします。可能な場合、エージェントが見つけたフレームワークの情報がContrastに表示されます。
ルート探索中にサポートされているフレームワークが検出されると、これらのフレームワークのリストが表示されます。
選択したアプリケーションがマージされたアプリケーションの場合、メインアプリケーションのルーティングフレームワークの情報のみが表示されます。
アプリケーションで使用されているルーティングフレームワークがContrastでサポートされていない場合、ルーティングフレームワークを検出できないというメッセージが表示されます。
古いエージェントを使用している場合、Contrastでルーティングフレームワークが検出できない可能性があります。この情報を表示できるようにするために、エージェントの更新を検討してください。
ルーティングフレームワークの情報を表示する
Contrast Webインターフェイスのナビゲーションバーでアプリケーションを選択します。
アプリケーションの一覧で、アプリケーション名をクリックします。
「概要」タブの要約セクションの右側に、ルーティングフレームワークの情報が表示されています。