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Contrastアプリケーションのサイジング推奨事項

ContrastのためのCPUとメモリのリソースは、接続するエージェントの数とContrastアプリケーションに通信を返すアプリケーションのトラフィックによって異なります。このページの推奨事項は、アプリケーションのサービスに適用されます。

パフォーマンスに影響を与えるその他の要因には、以下があります。

  • Contrastに報告されるデータの利用者によるWebトラフィック

    Contrastは、高度なトランザクションシステムで、リアルタイムでデータセットを計算しデータの利用者に返します。より多くのユーザがシステムを利用するほど、より多くのコンピューティングリソースとメモリリソースが必要になります。

  • 長期間にわたりアプリケーションに保持される大量のデータ

    時間の経過に合わせてデータを積極的に削除することも、データを保持することもできます。どのトランザクションシステムでも、クエリの対象となるデータセットが大きくなるほど、コンピューティング要件も大きくなります

  • 100を超えるエージェントの接続

    接続されているエージェントの数が100を超えて利用する予定がある場合は、 分散環境の構成を検討してください。このような場合に分散構成を使用しないと、パフォーマンスの問題が発生する可能性があります。

次のガイドラインを参考にして、ワークロードに合わせて要件を拡張するために、適切なリソースの組み合わせを選択してください。

  • 小規模構成:Contrastと通信するエージェント数のが3~30程度、エンドユーザが5〜25人規模のWebトラフィックを処理する場合に推奨される構成です。エンドユーザは、1日に複数回システムにアクセスし、アラートやレポート、インテグレーションなどを積極的に使用します。

    接続するエージェントの数が多いほど、Contrastが実行中のトレース処理をするためのメモリ要件が大きくなります。ストレージは、トレースデータの寿命とシステム管理者によるログファイルの保存状況によって異なります。

    vCPU数

    クロック速度

    RAM

    ストレージ

    4~8個

    2.5 GHz~3.3 GHz

    16 GB~24 GB

    100 GB~200 GB

  • 大規模構成:Contrastと通信するエージェントが30~100程度のより大きな作業負荷や、エンタープライズ規模で展開される25ユーザ以上の大規模なWebトラフィックを想定しています。エンドユーザは1日に複数回システムにアクセスし、アラートやレポート、インテグレーションなどのContrastの機能を積極的に使用します。

    接続しているエージェントの数やエンドユーザが多いほど、Contrastが実行中のトレース処理をするためのメモリ要件が大きくなります。ストレージは、トレースデータの寿命とシステム管理者によるログファイルの保存状況によって異なります。

    vCPU数

    クロック速度

    RAM

    ストレージ

    8~16個

    2.5 GHz~3.3 GHz

    24 GB~48 GB

    200 GB~500 GB

    重要

    作業負荷や構成規模に関係なく、最低16GBのRAMをContrastアプリケーションに割り当ててください。

    ヒント

    Contrast REST APIアーキテクチャを自動化またはデータ抽出の目的で使用している場合、および大規模な自動リグレッションスイートでエージェントの継続的インテグレーション(CI)を目的として使用している場合は、大規模構成のガイドラインに従ってください。