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データベースのバックアップを復元する

次の手順は、Contrastインストーラで作成されたMySQLデータベース用の復元手順です。

この手順は、お客様が分散環境用に作成したMySQLデータベースには適用できません。

開始する前に

データベースの復元は、MySQLデータベース管理者が実行する必要があります。

手順

  1. 暗号化プロパティエディタを使用して、MySQLデータベースの設定を確認します。

  2. Contrastをシャットダウンします。

  3. Contrastにパッケージ化されたMySQLサービスを使用して、MySQLを個別に起動します。<YourPath>は、Contrastホームディレクトリへのパスに置き換えてください。

    • Windows:

      "<YourPath>\mysql\bin\mysqld.exe" --defaults-file="<YourPath>\data\conf\my.cnf"
    • Linux:

      sudo -u contrast_service <YourPath>/mysql/bin/mysqld --defaults-file=<YourPath>/data/conf/my.cnf --basedir=<YourPath>/mysql --datadir=<YourPath>/data/db --plugin-dir=<YourPath>/mysql/lib/plugin --lc-messages-dir=<YourPath>/mysql/share --tmpdir=/tmp --lc-messages=en_US --log-error=<YourPath>/logs/mysql_error.log --pid-file=<YourPath>/data/proc/MysqldResource.pid --port=13306
  4. MySQLに接続します。<jdbc.host><jdbc.port><jdbc.user><jdbc.schema>を、ご利用のホスト、ポート、ユーザ、スキーマに置き換えてください。

    • Windows:

      mysql -h <jdbc.host> -P <jdbc.port> -u <jdbc.user> -p <jdbc.schema>
    • Linux:

      ./mysql -h <jdbc.host> -P <jdbc.port> -u <jdbc.user> -p <jdbc.schema>
  5. drop database <jdbc.schema>;で、Contrastデータベースをドロップします。

  6. create database <jdbc.schema>;で、Contrastデータベースを作成します。

  7. GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* to 'contrast'@'%';で、Contrastユーザに権限を付与します。

  8. MySQLを終了(exit)します。

  9. MySQLのバックアップを復元します。<backup_location>をバックアップファイルの場所に、<backup_filename>はバックアップファイル名に置き換えてください。

    • Windows:

      mysql -h <jdbc.host> -P <jdbc.port> -u <jdbc.user> -p <jdbc.schema> < <backup_location>/<backup_filename>
    • Linux:

      ./mysql -h <jdbc.host> -P <jdbc.port> -u <jdbc.user> -p <jdbc.schema> < <backup_location>/<backup_filename>
  10. MySQLをシャットダウンします。

    • Windows:

      Windowsのサービスマネージャーを使用して、MySQLサービスをシャットダウンします。

    • Linux:

      $CONTRAST_HOME/mysql/bin/mysqladmin.exe shutdown -h localhost -P 13306 -u contrast -p

      暗号化プロパティエディタで設定されたパスワードの入力が必要になります。

  11. 完全に復元されたContrastとMySQLを一緒に再起動します。