データベースのバックアップを復元する
次の手順は、Contrastインストーラで作成されたMySQLデータベース用の復元手順です。
この手順は、お客様が分散環境用に作成したMySQLデータベースには適用できません。
開始する前に
データベースの復元は、MySQLデータベース管理者が実行する必要があります。
手順
暗号化プロパティエディタを使用して、MySQLデータベースの設定を確認します。
Contrastをシャットダウンします。
Contrastにパッケージ化されたMySQLサービスを使用して、MySQLを個別に起動します。
<YourPath>
は、Contrastホームディレクトリへのパスに置き換えてください。Windows:
"<YourPath>\mysql\bin\mysqld.exe" --defaults-file="<YourPath>\data\conf\my.cnf"
Linux:
sudo -u contrast_service <YourPath>/mysql/bin/mysqld --defaults-file=<YourPath>/data/conf/my.cnf --basedir=<YourPath>/mysql --datadir=<YourPath>/data/db --plugin-dir=<YourPath>/mysql/lib/plugin --lc-messages-dir=<YourPath>/mysql/share --tmpdir=/tmp --lc-messages=en_US --log-error=<YourPath>/logs/mysql_error.log --pid-file=<YourPath>/data/proc/MysqldResource.pid --port=13306
MySQLに接続します。
<jdbc.host>
、<jdbc.port>
、<jdbc.user>
、<jdbc.schema>
を、ご利用のホスト、ポート、ユーザ、スキーマに置き換えてください。Windows:
mysql -h <jdbc.host> -P <jdbc.port> -u <jdbc.user> -p <jdbc.schema>
Linux:
./mysql -h <jdbc.host> -P <jdbc.port> -u <jdbc.user> -p <jdbc.schema>
drop database <jdbc.schema>;
で、Contrastデータベースをドロップします。create database <jdbc.schema>;
で、Contrastデータベースを作成します。GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* to 'contrast'@'%';
で、Contrastユーザに権限を付与します。MySQLを終了(exit)します。
MySQLのバックアップを復元します。
<backup_location>
をバックアップファイルの場所に、<backup_filename>
はバックアップファイル名に置き換えてください。Windows:
mysql -h <jdbc.host> -P <jdbc.port> -u <jdbc.user> -p <jdbc.schema> < <backup_location>/<backup_filename>
Linux:
./mysql -h <jdbc.host> -P <jdbc.port> -u <jdbc.user> -p <jdbc.schema> < <backup_location>/<backup_filename>
MySQLをシャットダウンします。
Windows:
Windowsのサービスマネージャーを使用して、MySQLサービスをシャットダウンします。
Linux:
$CONTRAST_HOME/mysql/bin/mysqladmin.exe shutdown -h localhost -P 13306 -u contrast -p
暗号化プロパティエディタで設定されたパスワードの入力が必要になります。
完全に復元されたContrastとMySQLを一緒に再起動します。