Thinでの設定
Rubyエージェントがアプリケーションをタイムアウトさせてしまい、サーバが起動できなくなることがあります。 これはサーバの設定によって防ぐことができます。
Thinは軽量のWebサーバで、クラスタをサポートし、タイムアウトと待機時間を設定するオプションを提供しています。Thinでは、すべてのオプションをCLIコマンドの引数、またはconfig.yml
ファイルで設定できます。
タイムアウトの設定
wait オプションは、クラスタ内でサーバを再起動する際の最大待機時間です。
このタイムアウトオプションは、通信が切断されるまでデータ受信を待機する最大秒数です。
フォーク
Thinはクラスタをサポートしており、異なるポートで複数のサーバインスタンスを実行できます。
利用可能なオプションは次のとおりです。
cluster options: -s, --servers NUM Number of servers to start -o, --only NUM Send command to only one server of the cluster -C, --config FILE Load options from config file -O, --onebyone Restart the cluster one by one (only works with restart command) -w, --wait NUM Maximum wait time for server to be started in seconds (use with -O)
クラスタと一緒に実行できる実験的なチューニングオプションもあります。
--threaded Call the Rack application in threads [experimental]