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システムレベルでのログの設定

Contrastでは、イベントやメッセージを記録する複数のログファイルが収集されます。

ユーザは、Contrastアプリケーションにパッケージ化されたLog4j設定をホストするために使用されるlog4j2.xmlファイルを設定でき(任意でLog4jカスタムレベルを適用でき)ます。

注意

フォーマットが構文的に正しいことを確認するため、このファイルに変更を加える前に変更が正しく入力されている場合はサーバを再起動する必要はありません。

  1. $CONTRAST_HOME/data/confでファイルを検索します。

  2. 以下に示すファイルの最初のパラメータは、定義された変数に基づいて設定を更新する監視インターバルです。デフォルトでは、Contrastは60秒ごとにログ設定をチェックして更新を行います。

    <Configuration monitorInterval="60">
  3. 必要に応じてファイルを編集します。

    ヒント

    Appenderおよびログイベントの配信の詳細についてはLog4jのドキュメントを参照してください。Contrastでは主にRolling File Appenderを使用します。これはOutputStreamAppenderであり、fileNameパラメータで指定されたファイルに書き込み、TriggeringPolicyおよびRolloverPolicyに応じてファイルをロールオーバーします。

    contrast.logのアペンダのサンプルファイルを以下に示します。これは最大1GBのファイルサイズポリシーとロールオーバーするファイル数が15以内に指定されたデイリーアペンダです。また、このアペンダでは毎日ファイルが圧縮され名前が変更されます。

    <RollingFile name="DAILY" fileName="${contrast.logs.dir}/logs/contrast.log"
                filePattern="${contrast.logs.dir}/logs/contrast.%d.%i.log.gz" immediateFlush="true">
        <PatternLayout>
            <Pattern>%d{ddMMyy HH.mm.ss,SSS} {%X{session.id}} {%X{user.name}} {%X{remote.addr}} %-5p (%F:%L) %m%n
            </Pattern>
        </PatternLayout>
        <Policies>
            <TimeBasedTriggeringPolicy/>
            <SizeBasedTriggeringPolicy size="1 GB"/>
        </Policies>
        <DefaultRolloverStrategy max="15"/>
    </RollingFile>

    ファイルのloggerセクションには、どのJavaパッケージが特定のログレベルで特定のアペンダにログするかが定義されています。