Skip to main content

アプリケーションのサンプリング

Contrastエージェントをアプリケーションに組み込んだ後にパフォーマンスの問題が発生した場合は、 アプリケーションのサンプリングを有効にすることを検討してください。

サンプリングを有効にすると、一意に識別されたリクエストをもとに、抜粋してエージェントを短時間オフにすることができます。アプリケーションが同じリクエストに頻繁に応答している場合、エージェントはそれを何度も解析する必要はありません。サンプリングによって、エージェントはコードが異なるコンテキストにある場合にのみコードを解析するようになります。

ベストプラクティス: テスト環境で長時間のテストを実行する場合に、サンプリングを有効にすることを検討してください。この状況では高レベルのアクティビティが発生する可能性が高いため、サンプリングを有効にすることでアプリケーションのパフォーマンスを改善できます。

ご利用の環境がサンプリングに適しているのであれば、サーバの設定にて有効にできます。

サンプリングの仕組み

  1. Contrastエージェントは、同じURLが複数回呼び出されているのを確認すると、「基準」に指定された回数に基づいてURLを解析します。

  2. その後、Contrastエージェントが同じURLを引き続き確認した場合、「頻度」の設定に基づいてのみURLをチェックします。

  3. サンプルは、「サンプル保持」の設定で指定した秒数だけ保持されます。「サンプル保持」の設定で指定した時間が経過すると、「基準」の設定に従って再度URLが解析されます。