IISでアプリケーションプールを使用する
.NETエージェントは、IISにデプロイされている全てのASP.NETアプリケーションに自動的に組み込まれます。.NETエージェントがインストールされ、エージェントのバックグラウンドのWindowsサービスが実行されていることが確認されると、IISでホストされる全てのアプリケーションに対してエージェントが組み込まれます。
以下のような理由などにより、一部のアプリケーションでエージェントの組み込みを対象外にすることもできます。
いくつかのアプリケーションは、セキュリティやライブラリ情報を収集する必要がない
アプリケーションがあるサーバにリソースの制約があるか、あるいはContrastエージェントを組み込むために追加のパフォーマンス要件は避けたい
IISでホストされるWebアプリケーションは、アプリケーションプールで実行されます。アプリケーションの.NETエージェントを無効にする必要がある場合、そのアプリケーションが実行されるアプリケーションプールを拒否します。
特定のアプリケーションが実行されるアプリケーションプールを検索する方法は3つあります。
インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー
%windir%\system32\inetsrv\InetMgr.exe
コマンドを使用して、IISマネージャーを起動します。対象のWebアプリケーションを選択し、基本設定を選択します。アプリケーションプール名を表すフィールドが表示されます。AppCmd.exe
管理者権限がある場合は、
cmd.exe
を実行します。C:\Windows\System32\inetsrvに移動します。appcmd list apps
と入力すると、アプリケーションの一覧ととそれぞれのアプリケーションプールが表示されます。Contrast .NETログ
Contrast .NETエージェントを起動します。アプリケーションを操作します。そしてログディレクトリに移動します。Windowsの場合、C:\ProgramData\Contrast\dotnet\LOGSに移動します。最新のプロファイルログ(XXXXX_Profiler_[AppDomain]XXXXX[XX].log)を開きます。アプリケーションプール名は、ApplicationPool Nameで始まる行にあります。