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システムレベルの診断情報の管理

Contrastでは、お客様の製品の利用状況を測定する診断情報を収集し、より迅速で積極的なサポートや新機能を提供できるようにしています。

Contrastは、お客様の環境における診断データ(関連するデータ要素のスナップショットおよび集計)を、Contrastがホストするプラットフォーム上の診断サービスへ定期的に送信します。お客様または組織を特定できる可能性のあるデータは、一方向のハッシュを使用して匿名化され、送信中と保管中は常に暗号化されます。

診断データによって、検出された脆弱性の数と深刻度、解決までの平均時間(MTTR)、検出およびテストされたネットワークルート、ライセンス使用率、攻撃文字列およびIPアドレスなどについて、集計された洞察を得ることができます。このデータは、概要レベルの分析を目的として設計されており、個人を特定できる情報、ソースコード、顧客ネットワーク識別子、一般的なカテゴリと深刻度を超える特定の脆弱性の詳細などの機密情報は含まれません。

データはContrastのデータベースに保管され、アクセス許可のあるサポート担当と開発者にて分析とレポート作成に利用できるようになります。データベース内では、データはお客様に紐付けられており、Contrastのお客様により適切なサポートをする方法を理解するのに役立てられます。

診断情報により、主に次の3つの点でカスタマーサポートが向上します。

  • カスタマーサポートは、指標となる診断データを分析し、お客様に積極的に連絡して問題を未然に防ぐことができます。

  • データを使用することで、既存の問題を迅速に診断し、サポートケースを正常に解決するためのサイクル時間を短縮できます。

  • 導入や使用状況に関する情報を得ることで、Contrastの製品開発部門が、お客様のニーズにより適した新機能を提供できるようになります。

SuperAdmin、ServerAdminまたはSystemAdminとして、オンプレミスシステム全体の診断情報の収集を有効または無効にできます。

  1. システムの設定の左側のナビゲーションで、全般的な設定を選択します。

  2. インターネットの設定で、診断の設定を使用して、この機能を有効または無効にします。診断機能はデフォルトで有効になっています。

    プロキシの設定は、Contrast HUBと診断の設定に適用されます。

ヒント

REST APIを使用して、この診断機能でContrastに送信されるデータをプレビューすることもできます。