Rubyエージェントのアップデート
ContrastのRubyエージェントを自動的に更新するのに最も信頼性が高く効率的な方法は、Rubyの Bundlerパッケージマネージャ
を使用し、利用可能な最新バージョンをダウンロードしてインストールすることです。 RubyのBundlerは通常、Rubyアプリケーションのすべての依存関係を管理するため、すでにビルド環境の一部として利用可能になっているはずです。Rubyエージェントを更新する頻度と更新の取得先は、組織の設定とContrastの実装(SaaS版またはオンプレミス版)によって異なります。
主な手順:
Contrast Rubyエージェントの入手元を決めます。
エージェントをインストールします。
スクリプトを使って自動アップデートを行います。
開始する前に
RubyのBundlerパッケージマネージャにある程度の知識があること。
ContrastエージェントのRubyGemsリポジトリへアクセスできること。
RubyアプリケーションがContrastエージェントなしで想定どおりに機能すること。
事前にContrastのRubyエージェントが正常にインストールされていること。
変更管理ポリシーと使用する環境に基づいて、エージェントをアップデートする方法とタイミングを決めていること。
エージェントのインストールとスクリプトによる自動アップデート
ContrastのRubyエージェントの入手元を決めます。
RubyGemsのパブリック(またはプライベート)リポジトリ
GemfileにContrastのRubyエージェントを含めると、アプリケーションの新しいビルドで常に最新バージョンのエージェントを使用するよう合わせることができます。Contrastエージェント(contrast-agent)のバージョンは指定しないで下さい。そうすれば最新のバージョンが取得されます。
Gemfileは、RubyアプリケーションがRubyGems(パブリックまたはプライベート)リポジトリからのアーティファクトでビルドされるたびに自動的に解決する依存関係を指定するファイルです。
Gemfileを更新した後、アプリケーションをビルドするときに次のコマンドを使用します。これにより、ContrastのRubyエージェントがRubyGmesから自動的にダウンロードされ、Rubyアプリケーションに追加または更新されます。
$ bundle install
Gemfileにcontrast-agentを追加した後は、次のようにBundlerを使用してエージェントを更新できます。
bundle update contrast-agent
Gemを手動でインストールする
Rubyのビルドプロセスの一部として手動でエージェントを更新することができます。この場合、2つの方法があります。 お客様の組織とワークフローに最適な方法を選択してください。
RubyGems:次のコマンドを使用して、RubyGems(パブリックまたはプライベート)からContrastのRubyエージェントを取得してアプリケーションにインストールします。
$ gem install contrast-agent
上記のコマンドはエージェントをローカルにインストールするのみのため、Bundlerで更新を管理するには、Gemfileに次の行を追加します。
gem "contrast-agent"
次に、Bundlerを使用してエージェントをインストールまたは更新するには、次のコマンドを実行します。
$ bundle install
上記のコマンドはエージェントをローカルにインストールするのみのため、Bundlerで更新を管理するには、Gemfileに次の行を追加します。
gem "contrast-agent"