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Contrastサービスの設定

Contrastサービスには接続パラメータが事前に設定されていません。YAML設定ファイルを使用してサービスを設定する必要があります。

Contrastサービスをシステムサービスとしてインストールした場合、Contrastサービスは/etc ディレクトリ にあるYAML設定ファイルによって制御されます。サービスが、同じサーバ上の他のアプリケーションと同じYAML設定ファイル(contrast_security.yaml)を共有することがよくありますので、全ての接続値(ソケット名やポート番号など)が一致していることを確認してください。

アプリケーション用の設定ファイルがアプリケーションの作業ディレクトリにまだインストールされていない場合、YAML設定ファイルの場所によって、同じサーバ上のエージェントとYAMLファイルを共有するかが決まります。

  • 共有しない場合は、YAML設定ファイル /etc/contrast/webserver/contrast_security.yamlに置きます。

  • 共有する場合は、YAML設定ファイルを/etc/contrast/contrast_security.yamlに置きます。

デフォルトのYAML設定ファイルが、ContrastサービスのLinuxパッケージと一緒に/etc/contrast/webserver/contrast_security.yamlにインストールされます。 このテンプレートファイルには、エージェントの設定に最低限必要な項目のプレースホルダがありますが、以下の項目は更新してください。

  • api:APIのプロパティを設定します。この設定によって、ContrastサービスがどのようにContrastサーバに接続するかがが決まります。

  • agent:エージェントに関連する設定を構成するセクションの最上位レベルです。

    • service:このセクションのオプションは、エージェントとContrastサービス間の通信に影響します。接続の設定は、Contrastサービスと、そのサービスと通信するエージェント間で同一である必要があります。

      • socket:ローカルのUnixソケットへのパス(例、/tmp/contrast.sock)です。

      • hostおよびport:オプションとして、ソケット(socket)の代わりに、ホストとポートで接続するようContrastサービスを設定できます。

      • grpc:(GoとNode.jsエージェントにのみ適用)エージェントからサービスへの通信にgRPCを使用するには、"true"を設定します。この設定は任意ですが、エージェントのパフォーマンスを若干向上させることができます。

設定に問題があったり、正しい値が指定されていない場合、またはContrastサービスがContrastに接続できない場合などは、/var/log/contrast/service.logで接続の失敗をトラブルシューティングできます。