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エージェントアップグレードサービス

エージェントアップグレードサービスは、Windowsのバックグラウンドサービスで、Windows上の.NET FrameworkエージェントおよびIIS用.NET Coreエージェントを最新のバージョンに自動的に更新することができます。エージェントアップグレードサービスは、.NET FrameworkエージェントのインストーラとIIS用.NET Coreエージェントのインストーラに含まれており、エージェントインストーラは以下の2つの製品をインストールします。

  • 該当のエージェント

  • エージェントアップグレードサービス

デフォルトでは、エージェントアップグレードサービスは、サービスの初回起動時(Windows Serverの再起動時)に、NuGetにリリースされている新しいエージェントをチェックします。新しいエージェントのバージョンが見つかった場合、アップグレードサービスは、新しいバージョンをダウンロードし、インストーラの署名を検証してから、最後にインストーラを実行します。

注記

新しいバージョンのエージェントがインストールされると、IISは再起動されます。

エージェントアップグレードサービスはオプションコンポーネントであり、エージェントのAssessおよびProtect機能には必須ではありません。

  • エージェントアップグレードサービスを使用しない場合は、Install the agent upgrade service(エージェントアップグレードサービスをインストールする)のチェックボックスをオフにしてください。

  • コマンドラインでエージェントをインストールする場合は、INSTALL_UPGRADE_SERVICE=0の引数を追加すれば、エージェントアップグレードサービスはインストールされません。

AgentUpgradeService.png

エージェントアップグレードサービスの動作は、Contrastのデータディレクトリにあるエージェント用の設定ファイルで変更できます。デフォルトの場所は、C:\ProgramData\Contrast\upgrade-serviceです。

.NET Coreエージェントをアップグレードする際の設定は、.NET CoreエージェントのYAMLファイル内にあります。

enable: true #  Set to `true` for the agent to automatically upgrade to newer versions.
checks: Startup # Set the frequency with which the agent checks for updates. Valid values are `daily` for every 24 hours and on startup, or `startup` for *only* when service starts up.
timeout_ms: 60000 # Set the time allocated to execute the downloaded agent installer before cancelling.
nuget_repository_url: https://api.nuget.org/v3/index.json # Set the URL of the Nuget repository to be used for the .NET Core Agent for IIS Installer
nuget_package_name: Contrast.CoreIIS.Installer # Set the name of the .NET Core Agent for IIS Nuget package.
installer_upgrade_code: 82468c04-dfc0-4a4c-9eb9-c4b314c67fdc # Used internally to retrieve the current installed agent version from Windows.
enable_major_version_upgrade: false # Set to `true` to automatically upgrade major versions.

注記

エージェントアップグレードサービスは、エージェントインストーラにのみ含まれます。手動で取得する.NET Coreエージェント、エージェントのNuGetパッケージ、Azure App Serviceのサイト拡張機能には含まれません。